子どもが英語を学習していると、「名詞」をどんどん吸収して覚えていきますよね。
”apple! Bus! dog!”
などと元気に教えてくれます。
だけど、リンゴが何個あってもapple、バスが何台あってもBus、だったりします…
複数形について私は
「そのうち…」
と、思っていたのですが子どもが4歳になり、通っている英語教室の先生から複数形の必要性を伝えられ学習を進めることに決めました。

もっと早くから教えておいてもよかったのかもしれませんが…
今回は我が家が試した、名詞の複数形の学習方法についてご紹介していきたいと思います!
お子さんへ英語学習を行っている親御さんの参考になったらうれしいです。
子ども英語に複数形の学習って必要?


子どもがまだ小さくてまだまだ複数形なんて思っていましたが、やはり学習は必要です。
きっかけは英語教室の先生から
「複数形の時はThis is ○○からThese are ○○に変わるので、名詞の複数形について学習を進めています」
と言われたからなのですが…
例えば、日本語だと動物を見てたとえ複数いても
「いぬ達だ!」
とはあまり言いませんよね?
たいてい
「いぬだ!」
ですよね?
付け加えられたとしても
「犬がいっぱい!」
といった感じで犬という単語自体に変化はありません。
英語は日本語と違って人や物の数をとても気にするんです。
ですから(人が)一人・(物が)一つの時には、「a (1つの)○○」という語を使います 。
使い方はとても簡単でa cat(猫)、a bus(バス)のように、名詞の前に付けます。
それが二つ以上になると、名詞の後ろにsやesを付けて、cat→cats、bus→busesのように単語自体を少しだけ変化させる必要があります。
その他にも英語には特別ルールがあり、読みかたが変わってしまう複数形や何も変化しない複数形もありますが、複数形のなると主語と動詞が変わってくるので学習は必要になってきます。



sを使うか、esを使うかの理解は後々でも、単数から複数になると読みかたが変わることは理解してもらいたいですよね。
ネイティブの子どもはどうやって複数形を覚えてるの?


ではちょっと気になるネイティブの子ども達の覚え方です。
同じように言語を身につけていくならヒントはないか?と調べてみると、ネイティブの子どもでも複数形は間違えながら覚えていくそうです。
とくかく”s”をつけて間違っていたら親が直し、徐々に身につけていくという流れです。
”それならば私たちも子どもが間違えたら教えたり、視覚的に複数のものを見せて聞かせたりする方法がいいのか!”
と、考えて複数形の学習を試しました。
実際に行った複数形の学習方法は?


では私が試した学習方法をご紹介していきますね。
- 単数と複数の変化がわかるようなDVDや動画
- 実際に果物や物を見せながら言葉の変化を教える(a○○と単数を強調してみる)
- 主語と動詞も変化させながら語りかける
これらを試したので詳しく説明していきますね。
単数と複数の変化がわかるようなDVDや動画


英語の数え歌ですと物の読みかたに変化があるのでおすすめです。
しかし、さらっと流れるように聞いていると聞き逃してしまうこともあるので、親御さんも一緒に歌って強調してくださいね!
我が家は中古でDWEのプレイアロングを持っているのですが、その2・3巻目も複数形が学べる内容が含まれていましたよ。


実際に果物や物を見せながら言葉の変化を教える(a○○と単数を強調してる)


やはり実物を見せながら教える方法が集中しやすく、言葉のリピートや質問したり学習といった感じでできました。
子どもはつい単数でも、a をつけ忘れてしまうことがあるので、そこは私が強調して言い続けました。
ひとことひとことゆっくり変化を感じ取れるように言い、少し慣れたら通常のスピードにしていきましたよ。



顔や体のパーツでも単数・複数が学べるのでお風呂の時に教えたりもしていました!
主語と動詞も変化させながら語りかける


「これ一個だとなに? 二個だと?」
と、日本語で聞いたり、
「What is this? What are these?」
と英語を交えたり、とにかく聞いて確認は行いました。
物の個数によって変化するんだということをとにかく理解できるようにしていきました。
これらの学習を続けた子どもの反応は…?
子どもの複数形学習の反応や効果はあった?


では実際の子どもの様子ですが、複数形の概念はわかってくれました!
ここは大切な部分なので効果はあったと感じました。
ただ知っている名詞に対してスムーズに複数形に変換とまではいかず、ゆっくり確認しながら言うことはできていました。
これは継続が必要だなと感じましたし、複数形を聞き取れるようになることも大切なので、DVDや動画も続けていきたいと思いました。


子ども英語の複数形の教え方はどうしたらいい?わが家が試した方法を大公開!のまとめ
子ども英語に名詞の複数形の学習の必要性についてお伝えしました。
言語を学ぶということはやはり失敗も繰り返しながら覚えていく、というネイティブの子どもと同様の方法がシンプルでいいことがわかりました。
まずは言葉の変化を理解し、経験しながら覚えていけるよう継続学習が重要です。
DVDや動画も活用しながら学習を行っていってくださいね!
コメント