英語学習の低年齢化にともなって、
「早くから子どもに英語を触れさせたい!」
と、考えている親御さんもいらっしゃいますよね。
でも、ここで疑問なのは”どんなことを?いつから始めるの?”ではないでしょうか?
我が家の子どもたちは英語教室に通っていますが、週に1回1時間です。
正直それでは英語学習には時間が足りず「おうち英語」を取り入れています。
今回は我が家でも取り組んでいる「おうち英語」について、実際に行っている例も含めてお伝えしていきますね!
おうち英語ってそもそも何?

「おうち英語」とは、その名の通り自分のおうちで英語を学んでいく学習方法です。
”子どもに英語を教えるほど話せないし……”
と、心配される方もいらっしゃいますよね。
でも、大丈夫ですよ!
- 英語の音楽を家や移動時などに聴く
- 英語の絵本の読み聞かせを寝る前にしてみる
- 英語のテレビやDVD,動画を一緒にみる
- 英語での声かけを取り入れる
これらのことから簡単にはじめることができます!
今の時代、子ども番組でも英語を取り入れていたり、本屋でも英語の絵本が多く見かけるようになりましたよね。
我が家にも絵本は数冊あり、イラストも可愛いので子どもが一人で見ている時もあります。
動画はYouTubeですと無限にあるのではないでしょうか!
ちょっと家事の合間にYouTubeで子どもに見てもらう、これもおすすめです。
教材にいきなりお金をかける必要はありません。
よく見かける高価な英語教材も確かに中身は魅力的ですが、フリマサイトなどでもよく見かけます。
使いこなせなかったり、自分の子どもには合わなかったりと理由があるのでしょうが……
ですから、いきなり高価な教材を買わなくてもまずは取り入れやすく、継続してできそうな物から始めてみるのがいいですよ!
子どもへの英語での声かけフレーズを見ることができるのでインターネットやSNS、本もおすすめです。
おうち英語はいつから始めたらいいの?

「おうち英語」を始めたいと思った時からすぐに始めましょう!
英語が話せるようになるまでにかかる時間は約3000時間とされているのをご存知ですか?
先ほどもお話しましたが、我が家は週に1回1時間……
正直にいって英語教室だけでは習得に何十年もかかってしまいます。
しかし早ければ早いほど習得時間を十分に得ることができるのです!
私は生後間もなくから英語の音楽をかけ流していました。
”お腹の中にいるときから音は聞こえているから、はじめるなら出産前から!”
という意見もあるくらいです。
おむつ交換やお着換えの時のちょっとした声かけも、
例えば……
Let’s change your diaper!(オムツ変えようねー!)
Let’s get dressed!(お着換えしようねー!)
など簡単な英語で話しかけたりしてスタートしていきましたよ。
おうち英語を早くから始めるメリットは?


日本語もわかってない状態でおうち英語を早くからはじめてどんなメリットがあるのかしら?
では、詳しくメリットを見ていきましょう!
英語の音を聞き分けられる
日本人が苦手と言われている代表的な英語の音の”R”と”L”、”TH”と”S”などが、早いうちから英語に触れることで聞き分けられるようになります。
また、早くから英語に触れることでネイティブに近い発音を習得しやすくなります!



我が家の子どもは時々発音が良くて親でも何を言っているのかわからないこともあります(笑)
口の動きをみて発音の仕方を覚えるとも言われていますが、マスク時代の時もDVDを見て我が家の子どもは立派に発音してくれます。
英語に対しての抵抗がなくなる
早くから英語に触れることで、「英語は楽しい!」と感じるようになります。
楽しく感じているものに対して子どもはどんどん吸収していきますよね。
「英語は学ぶのも」と感じる前が良いでしょう!
私は英語教室の先生から言われたことがあります。
「英語を早くから学ぶことで、ネイティブの様に発音する事にも恥ずかしさを感じませんよ」と……
小学生になると母国語以外を話すことに恥ずかしさが生まれてくるそうです。
ですから、やはり英語を早めに取り入れることをおすすめします。
グローバルな感性が身に付く
今の時代はSNSを通じて世界中の人々とつながっていますよね。
英語を通じて世界中の文化に触れることでよりグローバルな感性が養われていきます。
おうち英語を早くから始めるデメリットは?


メリットもあれば、やはり反対にデメリットもあります。
では詳しく見ていきましょう!
日本語発達の障害になることも
一般的に意見されているのが、”母国語の発達が妨げられる”というものです。
日本語での論理的な思考ができていないうちに英語を学び始めると、セミリンガルとうい日本語も英語も中途半端になってしまうという意見も……
しかし、両親は日本人で日本語での保育園・幼稚園・小学校に通っている場合は可能性はほぼないと言われています。
英語で話しかけることもある私ですが、ネイティブではないのでやはり日本語が多めです。
保育園や小学校でしっかりと日本語の環境にいるので我が家の子ども達はセミリンガルにはなっていませんよ。
心配な方は英語学習の他にも日本語もしっかり学べる環境も大切にできるようにしたいですね。
継続して学ぶことが必要
英語を学ぶ上ではやはり継続が必要です。
帰国子女だからと言って英語を話さなくなると忘れてしまいますし、英語教室に帰国子女コースがあるくらいです!
短時間でもコツコツ毎日続けていくことがとても重要ということがわかりますよね。
我が家は自宅から保育園まで30分~40分かかるのですが、その車移動の時は必ず英語のDVDをかけていました。
そこで一緒にフレーズなどを覚えて日常生活でも使ってみる……
などと、継続してきましたよ!
子どもは覚えるのも早いですが、やはり時間があくと忘れてしまうので気を付けたいですね。
子供が英語嫌いになってしまう
英語は子ども本人が楽しみながら学ぶことが大切です。
「英語ができるようになってほしい!!」といった親の気持ちが強いと、子どもは楽しいと感じることができなくて嫌いになってしまうこともあります。
「強要せずに一緒に楽しむ!」
これがとても大切だと思っています。
小さな子どもですと親が楽しんでいると一緒に楽しくなってきます。
英語教室で子どもが全然乗り気ではない時も、私は一生懸命楽しんでいました!


おうち英語ってなに?いつからやるべき?のまとめ
おうち英語についてお伝えしてきました。
おうち英語は高価な教材を購入しなくても、はじめたいと思った時から気軽に始めることができます。
早くから英語に触れることでデメリットもありますが、気を付けて始めることでメリットに変わっていきます。
早ければ早い程、子どもが抵抗なく英語に触れることができ、英語を聞き取る力が身に付くのでおすすめですよ。
大切なのは子どもが「英語=楽しい」と思えることです。
おうち英語は家族みんなで始められるので、一緒に楽しんではじめてみましょう!
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